2016年冬、愛媛県松山市の菓匠・一六本舗様の御求めで描いた「タルト南蛮渡来図」の作品が、
新商品「一六タルト・プレミアム」を彩るパッケージデザインに登用されることとなりました。
「タルト南蛮渡来図」は、松山を代表する歴史的建造物・萬翠荘を模して造られた、
一六本舗・旗艦店「十六番館」のオープンにあたり、和菓子コーナーに飾る為の絵画として
1984年に描いた作品です。 (油彩画)
今季の「一六タルト・プレミアム」の販売は、阪急百貨店のみ。
お取り扱いは
オンラインショップ、または「阪急からのお歳暮 青いギフトカタログ」阪急限定ギフトになります。
(※外側包装紙までこの画像と同じデザイン仕様は15個セットのみになるそうです)
”プレミアム”の形容詞通り、現在広く流通している「一六タルト」とは異なります。
素材も製法もグレード・アップ。大変上品な食感で、御贈答用を意識したお菓子です。
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一六本舗 「十六番館」 松山市東石井2丁目22-13
タルトは、久松家初代松山藩主・松平定行公が、長崎から伝えたといわれています。
幕府より長崎探題職兼務の名をうけていた定行公は、正保4年(1647)ポルトガル船二隻が入港したとの知らせで、急遽長崎に向かい、海上警備にあたりました。 この時、定行公は南蛮菓子タルトに接し、その味を賞でて、製法を松山に持ち帰ったといわれています。 その製法は後に久松家の家伝とされ、
明治以降、松山の菓子司に技術が伝わり、四国の名産となりました。 (一六本舗 webサイトより)
「タルト南蛮渡来図」 画像提供:一六本舗