十六番館
十六番館は松山城の麓に佇む萬翠荘（ bansuisou・維新後に藩主の館として建造された、フランス宮殿風デザインの洋館 ) を模して、1984年に建てられた、松山銘菓「タルト」で名高い一六本舗 ( Ichirokuhonpo) の旗艦店です
十六番館 ( 一六本舗 )
Jurokubankan
愛媛県松山市東石井町22-13
264-1 Higashiishi-cho Matuyama-shi Ehime
オーナーのご依頼を受け制作した壁画「タルト南蛮渡来図」を元に、陶板(砥部焼)に絵柄を焼付けて作られた陶板画(装飾タイル)が内外の壁面にあしらわれています
1枚のタイルの大きさは25×25㎝角です
「タルト南蛮渡来図」
The tart brought over from Portugal (At the noble guest room) 油彩画／1984年制作
2階・貴賓室
「ポンパドゥール夫人と宮廷遊苑図」
Madam Pouｍpadour in the palace (At the cake shop corner) 油彩画 (古典画法) ／1984年制作
1階・ケーキショップ壁面
フランス宮廷サロンの華として名高い、ポンパドゥール夫人をテーマに描いたものです
優れた審美眼を持つポンパドゥール夫人は、宮廷文化のトレンド・リーダーであり、絶大な権力を持っていました
ルイ１５世の愛妾として有名でしたが、百科事典の編纂事業をはじめ多数の事業を興し、政治的な問題の決定にも
影響力を持つ知的で能動的な魅力溢れる女性でした