C. 夕 顔 yugao 契約済み
作品サイズ作品(画部分) : P12号 / 60.6㎝×45.5㎝
額装外寸 : 78.5㎝×63.5㎝ (ゴールド系フレーム)
混合画法、本金箔(24K)使用 (扇部分)
2008年制作 一点もの 黄袋付・段ボール製かぶせ箱入り
販売価格1188,000円/ 税込み価格(送料込み)
能「夕顔」は源氏物語・夕顔ノ巻から取材した大変優美な謡曲です
西欧古典画法を学んだ淺山は、テンペラ画の技法を基に能絵制作をスタートさせました
彼独特の澄んだ美しい赤色が印象的な作品です
愛しい方への熱き想いを赤に託して夕顔之上を描いた作品です
【 能「夕 顔」について 】
豊後(九州)から上洛し名立たる社寺を巡拝していた僧は、五条あたりで和歌を吟ずる女人の声に足を止めます。女人は夕顔と光源氏との馴れ初めについて物語り、夢での再会を告げると消えるように失せてしまいました。在所の者に尋ねると、ここは元は融大臣(とおるのおとど)の住い『河原の院』跡で、光源氏の想い人になった夕顔之上が物の怪によって落命した処、女人は夕顔に違いないからと回向を頼まれます。
僧が読経すると美しい姿の夕顔上が現れ、光源氏との在りし日を偲びながら舞を舞い、弔いの喜びに笑みをたたえながら東雲の空へと消えて行きました。
― 山の端の 心も知らで行く月は 上うわの空にて 影や絶えなん ―
#夕顔 #能絵 #源氏物語